USRP-N200へのドーターボードの取り付け †USRPは、ドーターボードを交換することで、様々な 周波数の電波を出力することが出来ます。 この例では、ドーターボードとして2.4GHz帯と5GHz帯に対応した XCVR2450を用いています。 以下からUSRP-N200へのドーターボードの取り付けについて説明していきます。 まず、USRP背面のねじを外してケースを開きます。 次に、ドーターボードを用意します。 この例では、ドーターボードとしてXCVR2450を用いています。 このドーターボード背面の赤色の四角部分(左図)と、 USRPの青色の四角部分(右図)を接続します。 この時、ドーターボードの向きに注意してください。 ドーターボードを取り付けると以下のようになります。 最後に、ドーターボードの出力とUSRP表面の穴を 付属のSMA(オス)-SMA(メス)ケーブルで接続します。 出力はJ1とJ2の2つがありますが、どちらでも構いません。 アンテナを取り付け、電源ケーブルを接続して、 ギガビットイーサネットケーブルでPCと接続すれば完成です。 USRP-N200へのGPSDO Kitの取り付け †USRPは個体によって周波数偏差があるため、Ettus社では それぞれの個体の周波数偏差を無くすためのGPSDO Kit を提供しています。 以下からGPSDO Kitの取り付けについて説明していきます。 GPSDO Kitの概観は以下の図のようになっております。 (取り外しが出来なかったため、以下の図はSMB-SMAケーブルが接続後の図になっております...) GPSDO Kitを接続する前に、USRP-N200がGPSDO Kitから信号を受け取るために USRP-N200内のジャンパピンの付け替えをします。 通常は外部からの信号を受け取るためにジャンパピンは 以下の図中、赤線四角内のようになっています。 USRP-N200がGPSDO Kitから信号を受け取るためにジャンパピンを 以下の図中、赤線四角内のように変更します。 その後、GPSDO Kitを以下の図のようにUSRP-N200内に取り付けます。 USRP-N200はUSRP-N200内に付属のネジ2つで止め、 SMB-SMAケーブル、パワーコネクタ、シリアルケーブル、MMCX-SMAケーブルを 以下の図のように接続します。 以下の図は別角度からの写真になります。 最後に、ドーターボードとアンテナを取り付けます。 USRP-N200表面のLEDについて †USRP-N200表面にはUSRP-N200の状態を示すLED(下図、黄線四角内)があります。 これらのLEDは以下の動作に対応しています。
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