SDKチュートリアル - Software Defined Laboratory

ISE Design Suite チュートリアル

SDK †

必要なもの

WARPv3ボード
静電気対策(リストバンド等)
外付けのUSB JTAGケーブルとマイクロUSBケーブル
ISE System Edition
PuTTY等のターミナルエミュレータ

テンプレートプロジェクトをWARP v3 Template Projectからダウンロード．チュートリアル時点ではどちらのバージョンでもいい．
適当な場所に解凍．また，スペースを含まないパスに置くこと．
Xilinx SDKを起動．workspaceを聞かれるので，"Browse..."をクリックして2.で解凍したフォルダ内の"SDK_workspace"を指定．
このステップは，SDK workspaceを設定するたびに毎回行う必要がある．"Xilinx Tools"→"Repositories"をクリック．そして，以下の2つを設定．
1. Local Repositories:"New"をクリックし，XPSプロジェクトの"system.xmp"のあるフォルダを選択し追加．
2. Global Repositories:"edk_user_repository"フォルダを選択し追加．フォルダがない場合はここで設定する．
ダウンロードしたテンプレートプロジェクトにはサンプルプログラムが既にあるので，ワークスペースに追加する．手順は
1. "File"→"Import"とクリックする．
2. 別ウィンドウが開くので，"General"→"Existing Projects into Workspace"と選択し，"Next>"をクリック．
3. "Select root directory:"の横の"Browse..."をクリックして，テンプレートプロジェクトのフォルダの"SDK_workspace"を選択し，"OK"をクリック．
4. "Projects"に3つのファイルが表示されるので，チェックされていることを確認して”Finish"をクリック．
画面左の"Project Explorer"に以下の3つのプロジェクトが表示されているはず
1. "w3_*_hw_platform"
2. "w3_*_bsp"
3. "w3_example"
"w3_example"→"src"と選択肢，"w3_example.c"をダブルクリックする．すると，ソースがエディタ画面に表示される．
"w3_example"を右クリックし，"Generate Linker Script"をクリックする．別ウィンドウが開くので，以下の設定をする．
1. Place code sections in "ilmb_cntrl_dlmb_cntlr"
2. Place data sections in "xps_bram_if_cntlr_0"
3. Place heap and stack in "xps_bram_if_cntlr_1"
"Generate"→”Yes"とクリックす．コンソールに"Finished building:w3_exampl.elf.elfcheck"と表示されるはず．
WARPボードの電源を入れる（ファンが回転する）．JTAGケーブル（for programming）とマイクロUSB(for terminal communication)でPCとWARPを接続する．
"Xilinx Tools"→"Program FPGA"→"Program"とクリックする．
ターミナルエミュレータを起動し，COMポートを57600に設定する．
# COMのポート番号は調べるまたはドライバをインストールする必要がある．詳しくはこちらから．

# PuTTYを利用している．
メニューの"Run"→"Run."とクリックする．起動する方法を聞かれるので，”Launch on Hardware"を選択する．
WARP上の16進LEDがカウントアップを始めていて，FFまで行ったら止まるはず．
プログラム内のusleep()の引数や，for文のiの加算の幅を変えれば，表示の更新の間隔やカウントアップの間隔が変わる．
ソースを書き換えた際は，保存すれば自動的に再コンパイルしてくれ，また，"Run"を実行すれば動作する．（Program FPGA等を再度する必要はない)